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犬の皮膚トラブルは非常によく見られる症状で、中でも耳のかゆみは飼い主さんを悩ませる問題の一つです。愛犬の健康と快適な生活のためには、耳の状態を注意深く観察し、適切なケアを行うことが大切です。この記事では、犬の耳に現れる代表的な皮膚病の種類や症状、家庭でできるケア方法、そして獣医師に相談すべきタイミングについて詳しく解説します。
犬の耳がかゆくなる原因として、特に多いのは外耳炎です。
外耳炎は、アレルギーや寄生虫、ホルモンバランスの異常などが原因で起こり、以下のような症状が現れます。
代表的な外耳炎を起こす病気の一覧は以下のようになっています。
・アレルギー性皮膚炎: アトピー性皮膚炎や食物アレルギーが原因で、耳の内側や周囲に湿疹や赤み、かゆみが生じます。慢性的に症状が出る経過をたどることが多いです。
・耳ダニ症: ミミヒゼンダニという寄生虫が耳の中で増殖し、激しいかゆみと耳垢の増加を引き起こします。
・内分泌異常:中高齢から発症することが多く、甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症が挙げられます。
・腫瘍: 耳道内や耳介に発生する腫瘍で、良性と悪性があります。多くの場合、腫瘍によってそれより奥の部分の環境が悪化し、慢性的に耳垂れが出続けたりすることがあります。高齢犬に多い傾向があります。
また、犬の種類によっては、耳の中が蒸れやすく、外耳炎になりやすい犬種もいます。水が入ることによって外耳炎になりやすい環境が整うこともあるので、水遊びが好きなわんちゃんは要注意です。
愛犬の外耳炎を予防するために、飼い主ができるケアは以下の通りです。
家庭でのケアを行っていても、以下のような症状が見られる場合は、速やかに動物病院を受診しましょう。
これらの症状は、外耳炎が悪化している、または他の病気が隠れている可能性があります。自己判断せずに、早めに獣医師に相談することが大切です。
今回は、犬の耳のかゆみについて解説しました。愛犬の耳の健康を守るためには、日頃から清潔を心がけ、定期的な耳掃除などのケアを行いましょう。
そして、もし愛犬が耳を痒がったり、頭を振ったりする仕草を見せたら、自己判断せずに、まずは動物病院を受診することをおすすめします。
当院は耳科診療に力を入れています。
耳の赤みやかゆみ、汁が出るなど耳のトラブルが気になるときは、ぜひ当院にご相談ください。
愛知県知立市の動物病院 なんよう動物病院
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当院では、皮膚病のわんちゃん・猫ちゃんに対して、体の内側と外側からのスキンケアによる体質改善をご提案しています。
①乳酸菌+オリゴ糖の摂取による腸内環境改善
現在、医学分野でも獣医学分野でも腸内環境の研究が進んでおり、腸内細菌のアンバランスによって様々な病気の原因になりうることがわかってきました。
腸内環境を整えることにより体の免疫バランスが整い、アトピーなどの皮膚トラブルの治療に有効な結果が出ています。
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血管内皮細胞は血管の収縮を助け、血液をよどみなく全身に送るために必要です。この「血管内皮細胞」が衰えてくると、血液の循環が悪くなり栄養や酸素が十分に行き渡らなくなります。当院では、血管内皮細胞の衰え・機能障害を緩和するために抗酸化物質を積極的に摂取することをおすすめしています。
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ペットの皮膚は人間の皮膚と比べて、非常にデリケートです。不適切なシャンプーや不十分な保湿、洗浄のしすぎなどまだまだ正しいスキンケアが浸透していないのが現状です。
当院では、汚れが多い子用のクレンジングからオールインワンのシャンプー、洗浄後に使用できる2種類の保湿剤など自信を持っておすすめできるスキンケアシリーズを開発しています。
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