こんな症状はありませんか
- 目ヤニ、涙が多い
- 目が白い
- 目が赤い
様々な検査に対応するため、眼圧計や眼底カメラ、スリットランプなどの検査機器も揃えています。
院長はアメリカ獣医眼科専門医が主催する眼科のセミナーに年間を通して参加し、眼科の基礎知識を習得しています。
状態を見極め、高度な検査・治療が必要な場合は眼科専門医と連携をとりながら、治療を行っています。
ドライアイには涙の量が減ってしまうタイプと涙の質が低下してしまうタイプがあります。ドライアイと言うと、多くの人は涙の量が減っていると考えますが、涙の質が低下している場合では点眼薬だけでなく、眼の軟膏やご自宅で行っていただくマッサージなどを組み合わせて治療を行います。
白内障は病的に水晶体が混濁し透明性が低下した状態のことをいいます。白内障により出てくる問題は2つあります。視覚障害と失明です。また白内障により合併症も出てきます。白内障から生じる合併症は水晶体脱臼、続発性緑内障、網膜剥離、水晶体起因性ぶどう膜炎などがあります。白内障だけでは痛みを生じることはありませんが、合併症の多くは痛みを生じるため体調の悪化に繋がることもあります。白内障自体の治療は手術が必要ですが、合併症の治療は点眼薬を使用します。
猫のヘルペス性結膜角膜炎は猫のヘルペスウイルス1型の感染により発症します。新生子期に感染すると角結膜に炎症を起こし、潰瘍となった結膜や角膜が接触することで癒着することがあります。成猫では角膜炎と結膜炎の再発を繰り返すことが特徴的です。ヘルペスウイルスに対する免疫を獲得するために毎年のワクチンが重要です。治療は点眼薬や痛みどめの内服を用いる場合もあります。