こんにちは、わんちゃん・猫ちゃんの皮膚科専門の動物病院、なんよう動物病院です。
今回はポメラニアンの子の症例です。
【症例】
ミニチュアシュナウザー 5歳(初診時) 女の子
【経過】
〇2021年〜 多少の痒みがあったが、アポキルで対応できていた
〇2024年〜 徐々に体の痒みが悪化し、毛が薄くなってきた
◯体の右側は皮膚が見えるくらいまで脱毛が進んでいる
それでは初診時の様子をご覧ください。





全体的に毛量が減少し、毛色も薄くなっています。
特に右肩の周辺は地肌が見えるくらい毛が減ってしまっています。
【診断名】
休止期脱毛症+虚血性皮膚症
【当院での治療プラン】
・ホルモン剤による投薬治療
・ビタミン剤+サプリメントでの血流改善治療
治療から3ヶ月経過した変化を見てみましょう





今回のような休止期脱毛症や虚血性皮膚症は、一般的な皮膚科検査ではなかなか判断することが難しく
「皮膚病理検査」を行うことで皮膚の中の変化を把握することが必要になります。
今回も病理検査によって皮膚の中の状態をしっかり診断できたことで、
使用するお薬やサプリメントの選択に活用できました。
【投薬による副作用について】
使用したお薬では、ビタミン剤やサプリメントを中心にしたため、副作用はほぼありません。
【費用について】
初診から症状が安定するまでにかかった費用の概算は、およそ20万円でした。
この費用には初診時の検査から投薬の治療費まですべて含まれています。
同じような症状のわんちゃんやその他の皮膚病でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
遠方に在住でどうしても受診が難しい場合は、当院がプロデュースする皮膚病用のスキンケア・サプリメントシリーズを使用してみてください。
・スキンケア
ANIDERMスキンケアシリーズ
・サプリメント
イントスキン(腸活)
アクティブX(育毛・抗酸化・アンチエイジング)
これらのホームケア製品だけでなく、皮膚科専門の獣医師と相談しながら治療を進めていきたいという飼い主様(直接のご来院が難しい遠方の方に限ります)には、オンラインで行う遠隔治療もご提案しています。
※症状の重症度によっては、対応が難しい場合もございます。
オンライン診療についてはこちらのページを参考にしてください。
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