ポメラニアンの毛周期停止の症例をご紹介します。本来の姿を取り戻すことができました!|なんよう動物病院|知立市・刈谷市

【皮膚科】ポメラニアンの毛周期停止(アロぺシアX)

  • 2022年1月7日
  • 最終更新日 2024年1月23日
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犬・猫の痒みや脱毛などで一般的な治療を行い改善しない症例を専門に診察・治療を行っているなんよう動物病院です。当院は愛知県のほぼ中央、知立市にありますが刈谷市、安城市、豊田市、岡崎市など近隣の市町村だけでなく、名古屋市、日進市、半田市、大府市、東海市、西尾市、蒲郡市、豊橋市など県内の各地から多くの患者様にご来院いただいています。

当院では皮膚科に特化した診療を行っています。診療をご検討されている飼い主様は以下のサイトをご覧ください。

当院では遠方でご来院が難しい飼い主様向けにオンライン診療を行っています。

オンライン診療をご希望の方は下のバナーから詳細をご確認ください。

今回は脱毛症で悩むポメラニアンの男の子をご紹介します。

【症例】

ポメラニアン、6歳齢、去勢雄

【症状】

生後1歳の頃から、体の脱毛が進行し毛並みが悪くなってきた。

他院でサプリメントを使って治療を行ってきたが、改善する様子がない。

【診断】

本症例は全身の痒みはまったくなく、脱毛や被毛の状態の悪化だけがある状態でした。皮膚検査や血液検査を行い、似たような症状を示すホルモン性の疾患などを除外しました。

その結果、この子は「毛周期停止」と診断しました。

毛周期停止は、以前からアロペシアXと呼ばれてきました。近年では遺伝的な背景やホルモンバランスなどが関与しているのではないかと言われていますが、はっきりとした原因はわかっていません。ポメラニアンの子に多いというのは昔から知られていますが、最近ではトイプードルやチワワ、大型犬でも見られるようになってきています。

【治療】

これまで様々なサプリメントを使用して効果がなかったとのお話を伺っていたので、今回は毛周期停止で効果が認められている内服薬を中心に治療のプランを作成しました。

治療開始後、6ヶ月経過した時の姿がこちらです。

ポメラニアン本来のふさふさで毛量のある毛を取り戻すことができました!

毛周期停止は外科、内服薬、サプリメント、東洋医学など様々な治療が検討されていますが、どの治療法が合うかは試してみないとわかりません。

当院では毛周期停止の治療経験も豊富なため、それまでの治療経過から発毛が期待できやすい治療法のご提案ができます。

わんちゃんの毛周期停止でお困りの飼い主様はぜひ、ご相談ください!

 

以下のリンクから直接ご予約をお取りいただくことも可能です。

これまでブログで紹介した子たちをインスタグラムでも紹介していきます!ぜひご覧ください!

 

 

 

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