看護師による薬浴処置を🐶✨

  • 2024年6月13日
  • 最終更新日 2024年6月26日
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こんにちは😊

皮膚科に力を入れている当院の
薬浴
を少しご紹介させて頂きます!

当院の薬浴は、同じ子でも毎回同じ薬浴のメニューではありません!!
獣医師の皮膚科診察を受けていただき、その時の皮膚にあった』必要なものを行います🛁

皮膚科では、痒み、赤みだけでなく、脱毛、フケ、脂っぽい匂い等がお悩みの子が多いです🥺
特に初診時は、お悩みのコントロールが上手くいってないことが多いため、フケの多い子ほど当院の薬浴を実感して頂きたいです!

✨初診時の薬浴✨
before

after

 

トリミングサロンさんでもなかなか落としきれないフケは、どうしてもあります!
これまで出続けているフケや脂は、簡単に落とせるものではありません💦
私たちも1時間、多ければ2時間をかけてフケを落とし、必要な薬浴を行っています🛁

 

今回は皮膚の状態がかなり落ち着き、維持のために月1回の薬浴に来てくれている子を例に薬浴のご紹介をさせていただきます😌

①クレンジング
フケを落とすには欠かせない工程‼
この工程に、薬浴の半分以上の時間がかかることがあるくらい、とってもとっても重要です⚠😶
優しくオイルを揉みこみながら、皮膚にくっついているフケを剥がしていきます🍀

②下洗いシャンプー
脂っぽい子には下洗いシャンプーを用いて脂落としを行います🧴🫧
泡の硬さに注意しながら、優しくマッサージをするように揉みこみ、浸透していくのを待ちます🧼

③かけ流し入浴
古く不要になってしまった角質を落としやすくしてくれるかけ流し入浴で、シャンプーの効果をより発揮できるようにします🚿

④薬用シャンプー
菌が多めなのか、脂が多めなのか、保湿を重視したいのか...その時の皮膚の様子でシャンプー剤は変更になります🧴🌟
こちらも下洗いシャンプーと同様、力加減に注意しながら皮膚に浸透させていきます🧼🫧
※今回は泡立てないタイプのシャンプー剤を使いました✨
 ↓浸透中…♡

⑤保湿
皮膚の状態と、これまでの工程でのわんちゃんの様子を見ながら保湿剤を決定します🛁
体まで入浴したり、かけ流し入浴にしたり、かけ流すのみにしたりと、保湿剤も様々です😌💕
※今回はかけ流しタイプの入浴です💙

体までつかる場合はこんな感じです(別の子)

⑥ドライ
私たちはタオルドライを重視しています!
2枚~3枚を使い、できるだけタオルで水分は吸い取るようにし、ドライヤーの時間は短めにしています💨

今回もスッキリ✨リセットできました😄💗

痒み、赤み、フケ、脂のコントロールは薬浴だけでは難しいです!
お薬や日々のケアを行っていただきながら、皮膚病とうまくお付き合いして頂けたらと思っています😌
お薬だけに頼るのではなく体質改善を目標にし、お薬を減らせていけるようにサプリ等もご紹介しています🍀
飼い主さんとわんちゃん、ねこちゃんにとってどのような方法が、負担が少なくお付き合いできるか、一緒に考えていきましょう😊

 

 

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