【皮膚科】フレンチブルドッグの膿皮症治療|なんよう動物病院・犬猫スキンクリニック|愛知県知立市

  • 2025年1月5日
  • 最終更新日 2025年1月05日
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犬と猫の痒みや脱毛など、一般的な治療で改善しない難治性の症例の診断・治療に力を入れている愛知県のなんよう動物病院です。

当院は愛知県のほぼ中央、知立市にありますが刈谷市、安城市、豊田市、岡崎市など近隣の市町村だけでなく、名古屋市、日進市、半田市、大府市、東海市、蒲郡市、豊橋市など県内の各地から多くの患者様にご来院いただいています。

皮膚科に特化した診療

当院では皮膚科に特化した診療を行っています。診療をご検討されている飼い主様は以下のサイトをご覧ください。

オンライン特別診療

当院では遠方(愛知、岐阜、三重、静岡西部以外)でご来院が難しい飼い主様向けにオンライン特別診療を行っています。

オンライン診療をご希望の方は下のバナーから詳細をご確認ください。

今回は背中を中心に皮膚のボコボコが出てきてしまい、かかりつけの病院で抗生剤を使用しても改善が見られなかったフレンチブルドッグの症例をご紹介します。

【症例】

フレンチブルドッグ、6歳齢、去勢オス

【これまでの経過】

1年前から皮膚のボコボコや円形の脱毛が目立つようになり、かかりつけの病院ではアポキルや抗生剤が処方されていたが、すぐに再発してしまっていた。

また眼の下のシワの部分がただれたようになってしまった。

★それでは、こちらから初診時の様子をご覧ください。

首の周りと後肢に明瞭な円形の脱毛が出ています。

また眼の下のただれがひどく、出血も伴っていました。



【診断のポイント】

皮膚科検査と症状の出方から「アトピー性皮膚炎」とそれに続発した「膿皮症」と診断しました。

今回の症例は外耳炎も伴っており、膿皮症、外耳炎ともに原因となる病気の一位は「アトピー性皮膚炎」です。

【治療】

治療では根本にあると予想されたアトピー性皮膚炎の炎症を止めるための内服薬と免疫を調整するためのサプリメント、皮膚のコンディションを整えるためのシャンプーを使用していただきました。

治療開始から1ヶ月が経過した時の写真がこちらです。


今回の治療では抗生剤は一切使用していません。

それではなぜ1ヶ月でこれだけ膿皮症が改善したのでしょうか?

それはアトピー性皮膚炎では皮膚の免疫異常により、皮膚の上の菌が感染しやすい状況ができているためです。この免疫異常をお薬を使って早期に整えることによって、皮膚の抵抗力が回復し膿皮症から離脱することができます。

また免疫異常をずっと薬で抑え続けるのではなく、サプリメントを使って免疫異常が出にくくするような体質改善も必要になってきます。

当院では今回のような膿皮症の症例に対して、オリジナルのスキンケアセットで対応していますので、参考にしてみてください。

同じようなフレンチブルドッグの膿皮症で悩まれている飼い主様は、ぜひ当院までご相談ください。

お知らせ

当院では、痒みや脱毛で悩むわんちゃんに対して、クレンジング、シャンプー、1st保湿、2nd保湿+毎日のケアを行うことで投薬だけでない治療をご提案しています。

今回の症例でもオイルを使ったフケ&かさぶた除去、抗菌シャンプーでの洗浄、洗浄後の保湿、タオルドライ後と毎日の保湿を取り組んでいただきました。

 

当院では皮膚病治療のセカンドオピニオンをご希望の飼い主様向けに特別診療を実施しています。詳細はこちらのサイトをご覧ください。

 

以下のリンクから直接ご予約をお取りいただくことも可能です。

 

これまで治療した子たちをインスタグラムでも紹介しています!ぜひご覧ください!

 

 

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