わんちゃん・猫ちゃんに間違ったものをあげていませんか?

  • 2019年8月23日
  • 最終更新日 2019年8月23日
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こんにちは!

段々と夏も終わりに近づき、夜も涼しくなってきましたね。

ですが、気を緩めず大切なわんちゃん猫ちゃんの熱中症対策はしてあげて下さい。

 

今回はわんちゃん猫ちゃんに与えてはいけない食べ物の説明をさせていただきたいと思います!

最近テレビでよく見る手作りご飯、、、

私も挑戦してみようかなと思われている方も多いと思います。

この食べ物美味しそうに食べているからあげても大丈夫かな!(#^^#)

待ってください!本当にそれはあげても大丈夫ですか?

これを機に知っていただけたら嬉しいです!!

 

ねぎ・チョコレート・ぶどう・キシリトールは有名ですよね。他にもたくさんあります!

☆アボカド

アボカドに含まれているペルジンがわんちゃん猫ちゃんには毒になってしまいます。

☆生卵

白身に含まれているアビジンというタンパク成分が、

ビタミンB群のビオチンの吸収を妨げる為、ビタミンバランスを崩すことがあります。

☆生の魚介類

ビタミンB1を破壊する酵素が多く含まれていて、ビタミンB1欠乏症を起こすことがあります。

猫ちゃんはこのビタミンB1欠乏症により歩行困難になってしまうことがあります。

猫がイカを食べると腰を抜かすというのはこれのことです。

☆鶏の骨

砕けやすく、縦に鋭くさける特徴があるので、消化器系などを傷つける恐れがあります。

☆生の豚肉

トキソプラズマに汚染されていることもあり、感染源となってしまうことも。

☆味付けの濃いもの

わんちゃんや猫ちゃんは汗をほとんどかかないので、

塩分を人の約1/3程度しか必要としていません。

☆牛乳

牛乳はよく子猫などに与えているという声を聞きますが、

わんちゃん猫ちゃんには牛乳中の乳糖を分解するラクターゼという酵素がないので

消化・吸収が出来ずに下痢になってしまうことがあります。

☆はちみつ

ボツリヌス菌が含まれていることがあり、中毒を起こしてしまいます。

☆尿石になりやすい食べ物

かぼちゃ・ブロッコリー・ほうれん草・ナス・桃・イワシ・豆腐・煮干し・かつお節など

 

他にも食べ物ではないですが、植物の種(アジサイやスイセンなど)も食べてしまうと中毒や最悪亡くなってしまうことがあるので気を付けてあげて下さい。

 

手作りご飯はとても愛情がこもっていてわんちゃん猫ちゃんも嬉しいと思います!

ですが、間違ったものを入れてしまっては元も子もなくなってしまいます、、、。

最近の病院に置いてあるご飯も嗜好性もよく、たくさんのフードが出ています。

ご飯のみを与えていれば上記のような危険がなくなるので、

私はご飯のみを与えるのをお勧めします!!

当院で気になったご飯があればサンプルをお出しすることができます。

もし気になるものがあればスタッフにご相談ください!

 

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