自分が食事をしている時、お家にいるわんちゃんが羨ましそうにジーッと見つめてきたり、人間の食べ物を欲しがることはありませんか?|なんよう動物病院

犬に与えてはいけない果物

  • 2023年5月1日
  • 最終更新日 2023年5月01日
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自分が食事をしている時、お家にいるわんちゃんが羨ましそうにジーッと見つめてきたり、人間の食べ物を欲しがることはありませんか?

わんちゃんが食べてはいけない食品にはチョコレートネギ類キシリトールアルコールなどがあるのは有名ですよね。

実は果物の中にもわんちゃんに与えると下痢や嘔吐、元気喪失や呼吸困難危険などの中毒症状を起こす危険なものが数多くあります。

 

例えばこのようなものが例に挙げられます。

・ぶどう、レーズン🍇

ぶどう・グレープのイラスト(フルーツ)

わんちゃんにとってぶどうは急性腎不全を引き起こす毒物です。

レーズンは生のぶどう以上に危険なので絶対に与えないでください。

 

 

・グレープフルーツ🍊

グレープフルーツの分厚い外皮や内皮、白いスジは犬にとって消化しにくいものです。

ピンクグレープフルーツの輪切りのイラスト

皮ごとかじってしまうと下痢や嘔吐などの症状を引き起こすこともあります。

外皮には「ソラレン」と呼ばれる犬の健康を害する恐れのある成分や、

「リモネン」という太陽の光に反応してシミの原因になる成分も含まれています

 

 

 

・イチジク

イチジクも「ソラレン」「フィシン」という成分がわんちゃんに悪影響を与える可能性があります。「フィシン」はタンパク質分解酵素であり、口の中などを荒らすこともあります。いちじくのイラスト(フルーツ)

 

 

 

・アボカド🥑

アボカドには「ペルシン」という殺菌作用のある成分が含まれています。

「ペルシン」人間には無害ですが、わんちゃんが大量摂取すると下痢、嘔吐などの中毒症状を起こす危険があります。

また、アボカドには大きな種があるので誤食により腸閉塞のリスクもあります。

アボカドのイラスト(フルーツ)

 

 

 

果物の中にはりんごや梨などの与えてもいいと言われている果物もありますが、与える際には注意してあげましょう💦

 

与える際の注意点

皮、葉や茎、芯、種は基本的に取り除く

アレルギーに気を付ける。初めのうちは少しずつ与えて問題が無いか注視しましょう。

子犬や持病のある犬にはあげない

など、注意した方がいい点がいくつかあります。

あげていいか迷ったらやめておいたほうが良いかもしれませんね😌

 

愛犬がいつまでも健康でいられるように、果物をあげる時は適切な量をあたえるようにしましょう😊

 

 

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