わんちゃん・ねこちゃんが"お尻を床にこすりつけている" "お尻を舐めている"なんてことはありませんか?その行動、放っておくと危険です⚠

わんちゃん・ねこちゃんの肛門腺破裂について🐶

  • 2024年1月26日
  • 最終更新日 2024年1月26日
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こんにちは🌞突然ですが皆さんは、わんちゃん🐶ねこちゃん🐱の【肛門腺】についてどのくらい知っていますか?

“床にお尻をよくこすっている”なんてことはありませんか?この行動、放っておいたら危険です⚠!!

今回は、わんちゃん🐶ねこちゃん🐱の肛門腺破裂についてのお話をさせて頂きます😌

 

・肛門腺とは?🤨

肛門腺とは、肛門の左右にある袋状のものです。肛門嚢(こうもんのう)ともいわれます。

時計に見立てると、8時🕗と4時🕓の部分に当てはまります⏰

【破裂する?!】おしり歩きをしたら…猫の肛門腺のお話 | 猫ちゃんが長生きする秘訣がつまった情報サイト「ねこまた」|健康管理

臭いの強い分泌液が出てきて、縄張りの臭い付けに利用する子もいます。

通常は、便をするときの踏ん張り時や、興奮したときに自然に排出されます。

この分泌液は個体差があり、サラサラしたものやドロドロしたもの、粘土のような状態になっている子もいます。

 

・放っておくと…😥

わんちゃんやねこちゃんが“お尻を床にこすりつけている” ”お尻辺りを気にして舐めている”なんてことはありませんか?

放っておくと、肛門腺に分泌液がどんどん溜まってしまい炎症を起こしてしまいます。

→このことを、「肛門嚢炎」と言います。

肛門嚢炎を引き起こすと、分泌液を排出する管が詰まってしまい、さらに進行してしまうと、分泌液が溜まりすぎて皮膚を破って出てきてしまいます。

→このことを、肛門腺破裂」と言います。

 

・肛門腺が破裂してしまったら?😱

肛門腺破裂になってしまうと、皮膚炎、細菌感染を起こしてしまうため、早急に処置が必要になってきます🏃🏻💦

お尻付近から血が出ている!?という場合は肛門腺が破裂している可能性が高いです😣

その場合は、患部の洗浄や状態によって抗生剤の注射・内服で対応します💉

何度も肛門腺破裂を繰り返してしまう場合は、肛門腺を外科的に摘出してしまうことも1つの選択肢になってきます。

フェレットの肛門嚢破裂 | もねペットクリニック診療ブログ

 

・予防することはできる?🤔

肛門腺破裂を防ぐには、定期的に肛門腺絞りをすることです😌

目安としては1ヶ月に1度ですが、自力で排出しにくい子がいたり、シニアの子達は分泌液が溜まりやすいなど個体差があるので、月1の病院での診察時や、トリミングの際に行ってもらうのが良いと思います😻

 

・絞り方は?🫨

1.ビニール手袋とティッシュやウェットティッシュを用意します

2.片手で尻尾を持ち上げて肛門腺のある位置を確認します

3.肛門腺をつかんで奥から手前に引くイメージで絞りだします

🌟分泌物が勢いよく飛び出てくることがあるので、絞るときにティッシュを使うことをおすすめします🙆🏻‍♀️

4.ウェットティッシュで拭くorシャワーで流して終わりです

猫のおしりが汚い原因は?下痢うんちの拭き方や肛門腺絞りの方法について

 

上手にできるようになるにはコツが必要ですが、何回も行ったりするのはわんちゃん・ねこちゃんにとってストレスになってしまったり、お尻に炎症を起こしてしまうこともあるため、お家で行う場合は優しく行ってあげてくださいね😉

YouTubeなどにも絞り方のコツの動画がのっているのでぜひ調べてみてください!

難しい場合は無理せずに私たちやトリミングサロンさんにお任せくださいね💫

 

 

 

 

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