こんにちは、わんちゃん・猫ちゃんの皮膚科専門の動物病院、なんよう動物病院です。
今回はポメラニアンの子の症例です。
【症例】
ダックスフンド 17歳(初診時) 男の子
【経過】
〇2023年~ブラッシングの時の脱毛が増えてきた
〇2024年 トリミングで抜け毛の量を指摘され、背中には赤みが目立ってきた
それでは初診時の様子をご覧ください。




背中だけではなく、顔のまわりの毛も減ってきてしまっています。
【診断名】
皮膚リンパ腫(皮膚の悪性腫瘍)
【当院での治療プラン】
・ステロイド剤による維持療法
皮膚リンパ腫の治療には様々な方法があります。
ステロイド治療はほとんどの治療の基礎となっており、
そこに抗がん剤を併用したり、自然療法や免疫改善療法を
行うこともあります。
今回はあまり負担をかけたくないとのご希望で
最低限のステロイド投薬での維持療法を行いましたが、
通常、診断からの余命が2か月と言われている皮膚リンパ腫で
治療開始から5か月間も頑張ってくれました。
【投薬による副作用について】
今回は腫瘍細胞を抑え込むため、高濃度のステロイドを使用したことで多飲多尿や多食といった目に見える副作用や、肝酵素値の増加といった副作用が見られました。
【費用について】
初診から診断確定までにかかった費用の概算は、およそ10万円でした。
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同じような症状のわんちゃんやその他の皮膚病でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
遠方に在住でどうしても受診が難しい場合は、当院がプロデュースする皮膚病用のスキンケアシリーズを使用してみてください。
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ANIDERMスキンケアシリーズ
・サプリメント
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アクティブX(育毛・抗酸化・アンチエイジング)
これらのホームケア製品だけでなく、専門獣医と相談しながら治療を進めていきたいという飼い主様(直接のご来院が難しい遠方の方に限ります)には、オンラインで行う遠隔治療もご提案しています。
※症状の重症度によっては、対応が難しい場合もございます。
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