【皮膚科】フレンチブルドッグの膿皮症治療|なんよう動物病院・犬猫スキンクリニック|愛知県知立市

  • 2024年7月30日
  • 最終更新日 2024年7月30日
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犬と猫の痒みや脱毛などで一般的な治療で改善しない難治性の症例の診断・治療に力を入れている愛知県のなんよう動物病院です。

当院は愛知県のほぼ中央、知立市にありますが刈谷市、安城市、豊田市、岡崎市など近隣の市町村だけでなく、名古屋市、日進市、半田市、大府市、東海市、蒲郡市、豊橋市など県内の各地から多くの患者様にご来院いただいています。

皮膚科に特化した診療

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オンライン特別診療

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今回は体全体に脱毛が広がり、抗生剤を使用されるも改善が見られなかった症例です。

【症例】

フレンチブルドッグ、3歳齢、避妊メス

【これまでの経過】

1歳ごろから脱毛の再発を繰り返していた。近くの病院では抗生剤を処方されたが、すぐに症状がぶり返してしまっていた。

県内の皮膚科専門病院を受診するも精神疾患と言われたため、受診をやめてしまった。

★それでは、こちらから初診時の様子をご覧ください。

背中全体がボコボコになり、毛が抜けてしまっています。

【診断のポイント】

皮膚科検査の結果と皮膚の症状の出方から「膿皮症」と診断しました。

今回のような再発する膿皮症は基礎疾患があり発生することがほとんどです。このフレブルさんの場合は、アトピー性皮膚炎が基礎にあると考えられました。

【治療】

膿皮症の治療としては、ご自宅での入浴と日々の保湿を行っていただきました。

アトピー性皮膚炎では免疫の暴走により皮膚の防御に働く免疫系が弱くなってしまう他、皮膚のバリアが弱いためこちらも膿皮症の原因となります。

そのため、腸活による免疫調整とオイルでの皮膚バリアケアも同時に行いました。

治療開始から3ヶ月経過した時の写真がこちらです。

見違えるほど背中の脱毛がなくなりました!

今回のポイントは抗生剤を使用しなくても、ここまで綺麗になるよ!ということです。

まだまだ「膿皮症=抗生剤」という先生は多いですが、基礎疾患をしっかりとケアしていくことで再発も減らせますし、結果的にうまく管理できるようになります!

同じように膿皮症で悩まれている飼い主様は、一度当院までご相談ください。

お知らせ

当院では、皮膚病用のオリジナルシャンプーを開発し、皮膚病治療を実施しています。

 

また腸内環境を整えることでお薬やサプリメントの吸収が良くなると考えており、乳酸菌での腸活をおすすめしています。

 

当院では皮膚病治療のセカンドオピニオンをご希望の飼い主様向けに特別診療を実施しています。詳細はこちらのサイトをご覧ください。

 

以下のリンクから直接ご予約をお取りいただくことも可能です。

 

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