【皮膚科】ステロイド、アポキルで治らないトイプードルのアトピー性皮膚炎|なんよう動物病院・犬猫スキンクリニック|愛知県知立市

【皮膚科】ステロイド、アポキルで治らないトイプードルのアトピー性皮膚炎

  • 2023年10月12日
  • 最終更新日 2025年3月16日
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犬と猫の痒みや脱毛などで一般的な治療で改善しない難治性の症例の診断・治療に力を入れている愛知県のなんよう動物病院です。

当院は愛知県のほぼ中央、知立市にありますが刈谷市、安城市、豊田市、岡崎市など近隣の市町村だけでなく、名古屋市、日進市、半田市、大府市、東海市、蒲郡市、豊橋市など県内の各地から多くの患者様にご来院いただいています。

当院では皮膚科に特化した診療を行っています。診療をご検討されている飼い主様は以下のサイトをご覧ください。

当院では遠方でご来院が難しい飼い主様向けにオンライン診療を行っています。

オンライン診療をご希望の方は下のバナーから詳細をご確認ください。

今回は全身のフケと非常に強い痒みのお悩みで来院されたトイプードルの子をご紹介します🐶

かかりつけの病院ではステロイドやアポキルを処方されていましたが、痒みがおさまらず寝られない日が続いていました。

 

【症例】

トイプードル、11歳齢、去勢オス

【症状】

6歳を過ぎた頃から皮膚の痒みが出るようになり、ステロイドの投薬が始まりました。

当院を受診される半年前に実施した健康診断で肝臓の数値が悪くなっていることがわかり、ステロイドからアポキルへ変更したところ1日2回投薬していても痒みがコントロールできなくなってしまいました。

写真では首、胸、四肢に赤みや脱毛があり、毛には大量のフケが付着しています。

皮膚が赤かったところの毛刈りを行うとこんな状態になっていました。

慢性的な炎症の結果、皮膚の赤みだけでなく皮膚が黒くなる「色素沈着」や皮膚が厚くなる「苔癬化」も伴っています。

 

【診断】

今回はフケが非常に重度の症状として目立っており、そこに痒みを伴っていました。フケや脱毛がある部分には皮膚の赤みがあり、炎症を起こしていることがわかります。

皮膚の検査では、皮膚の上の細菌やマラセチアが非常に増殖しており、二次感染も痒みを悪化させている要因と考えられました。

この症例では根本に「犬アトピー性皮膚炎」があり、元々はステロイドで維持ができていましたが皮膚の上で起きた常在菌の増殖をうまくケアできなかったために一気に悪化してしまったと考えられました。

【治療】

アトピー性皮膚炎が基礎にあると考えていたため、痒み止めとしてアポキルはそのまま使用し、腸内免疫を調整するサプリメントを併用していただきました。

また皮膚炎を緩和しアポキルの量を減らせるように脂肪酸を豊富に含んだサプリメントも使用しました。

皮膚の脂がかなり多かったため自宅でのシャンプーでは落としきれないと予想されたことから、病院での薬浴と自宅での入浴を交互に実施しました。

実際の治療プランは以下のように計画しました。

・アポキルでの痒みのコントロール

・皮脂量を調整するためのサプリメントと腸内環境を整えるためのサプリメントの使用

・毎日朝晩の保湿剤の使用

・高頻度の薬浴と自宅でのシャンプー → 改善後は週1回の洗浄

これだけの治療プランを組ませていただき、治療をスタートしました。

治療開始後、2ヶ月で以下のような変化が見られました。

 

治療開始から2ヶ月でかゆみはほとんど目立たなくなり、掃除の頻度を増やしていたフケは全くと言っていいほど落ちなくなったそうです。

現在はアポキルを3日に1回まで減らし、サプリメントと2週間に1回のシャンプーで状態の維持ができています。

当院で治療する際に使用しているものは一般的な動物病院で使用できるものと大きな違いはありませんが、使い方によってこれほど大きな治療効果の差が生まれます。

現在の治療で十分な効果が出ていないと感じられている飼い主様は一度、ご相談いただければと思います。

お知らせ

当院では、皮膚病のわんちゃん・猫ちゃんに対して、体の内側と外側からのスキンケアによる体質改善をご提案しています。

【体の内側からのスキンケア】

①乳酸菌+オリゴ糖の摂取による腸内環境改善

現在、医学分野でも獣医学分野でも腸内環境の研究が進んでおり、腸内細菌のアンバランスによって様々な病気の原因になりうることがわかってきました。

腸内環境を整えることにより体の免疫バランスが整い、アトピーなどの皮膚トラブルの治療に有効な結果が出ています。

当院がプロデュースした乳酸菌サプリメントはこちらからご購入いただけます。

 

②血管内皮細胞の強化

血管内皮細胞は血管の収縮を助け、血液をよどみなく全身に送るために必要です。この「血管内皮細胞」が衰えてくると、血液の循環が悪くなり栄養や酸素が十分に行き渡らなくなります。当院では、血管内皮細胞の衰え・機能障害を緩和するために抗酸化物質を積極的に摂取することをおすすめしています。

当院がプロデュースした抗酸化サプリメントはこちらからご購入いただけます。

 

【体の外側からのスキンケア】

ペットの皮膚は人間の皮膚と比べて、非常にデリケートです。不適切なシャンプーや不十分な保湿、洗浄のしすぎなどまだまだ正しいスキンケアが浸透していないのが現状です。

当院では、汚れが多い子用のクレンジングからオールインワンのシャンプー、洗浄後に使用できる2種類の保湿剤など自信を持っておすすめできるスキンケアシリーズを開発しています。

当院がプロデュースしたスキンケア製品はこちらからご購入いただけます。

 

当院では皮膚病治療のセカンドオピニオンをご希望の飼い主様向けに特別診療を実施しています。詳細はこちらのサイトをご覧ください。

 

以下のリンクから直接ご予約をお取りいただくことも可能です。

 

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