【皮膚科】ホワイトシェパードのフケ(脂腺炎)治療|なんよう動物病院・犬猫スキンクリニック|愛知県知立市

  • 2024年12月31日
  • 最終更新日 2024年12月31日
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犬と猫の痒みや脱毛など、一般的な治療で改善しない難治性の症例の診断・治療に力を入れている愛知県のなんよう動物病院です。

当院は愛知県のほぼ中央、知立市にありますが刈谷市、安城市、豊田市、岡崎市など近隣の市町村だけでなく、名古屋市、日進市、半田市、大府市、東海市、蒲郡市、豊橋市など県内の各地から多くの患者様にご来院いただいています。

皮膚科に特化した診療

当院では皮膚科に特化した診療を行っています。診療をご検討されている飼い主様は以下のサイトをご覧ください。

オンライン特別診療

当院では遠方でご来院が難しい飼い主様向けにオンライン特別診療を行っています。

オンライン診療をご希望の方は下のバナーから詳細をご確認ください。

 

今回は体全体に脱毛とフケが広がってしまった症例をご紹介します。

【症例】

ホワイトシェパード、5歳齢、オス

【これまでの経過】

2年前から全身に脱毛とフケが出るようになった。

県内の皮膚科専門病院を受診し治療を行うも改善しなかったため、当院を受診されました。

★それでは、こちらから初診時の様子をご覧ください。

身体中の毛が薄くなり、皮膚は赤くなっています。写真ではわかりにくいですが、鱗のようなフケがこびりついています。

【診断のポイント】

皮膚科検査の結果と皮膚の症状の出方から「脂腺炎」と診断しました。

脂腺炎の診断には「皮膚病理検査」が必須となります。実は脂腺炎は症状と犬種からほとんどの場合、診断のあたりをつけることができます。

ですが皮膚病理検査を必須としている理由は、同じような症状を出す皮膚病に皮膚の腫瘍があるからです。見た目と経験則だけで脂腺炎の治療を行い腫瘍であった場合、命に関わりますので必ず皮膚病理検査は行うようにしましょう。

【治療】

脂腺炎の治療は主に、皮脂腺を攻撃する免疫細胞を抑え込むための免疫抑制剤を使用します。

また当院ではフケの出方を調整するためのビタミン剤やオイルも併用していただいています。

治療開始から3ヶ月経過した時の写真がこちらです。


毛が薄くなったことで見えていた赤い皮膚やフケは全く見えなくなりました!ここからは少しずつお薬の量を減らして維持できるところを探していくステージになります。

同じように大型犬のフケで悩まれている飼い主様は、ぜひ当院までご相談ください。

お知らせ

当院では、皮膚病用のオリジナルシャンプーを開発し、皮膚病治療を実施しています。

今回の症例では、クレンジングオイル、シャンプー、リンスを治療の一環として使用していただきました。

当院では皮膚病治療のセカンドオピニオンをご希望の飼い主様向けに特別診療を実施しています。詳細はこちらのサイトをご覧ください。

 

以下のリンクから直接ご予約をお取りいただくことも可能です。

 

これまで治療した子たちをインスタグラムでも紹介しています!ぜひご覧ください!

 

 

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