【皮膚科】ホワイトシェパードのフケ(脂腺炎)治療|なんよう動物病院・犬猫スキンクリニック|愛知県知立市

  • 2024年12月31日
  • 最終更新日 2025年3月16日
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犬と猫の痒みや脱毛など、一般的な治療で改善しない難治性の症例の診断・治療に力を入れている愛知県のなんよう動物病院です。

当院は愛知県のほぼ中央、知立市にありますが刈谷市、安城市、豊田市、岡崎市など近隣の市町村だけでなく、名古屋市、日進市、半田市、大府市、東海市、蒲郡市、豊橋市など県内の各地から多くの患者様にご来院いただいています。

皮膚科に特化した診療

当院では皮膚科に特化した診療を行っています。診療をご検討されている飼い主様は以下のサイトをご覧ください。

オンライン特別診療

当院では遠方でご来院が難しい飼い主様向けにオンライン特別診療を行っています。

オンライン診療をご希望の方は下のバナーから詳細をご確認ください。

 

今回は体全体に脱毛とフケが広がってしまった症例をご紹介します。

【症例】

ホワイトシェパード、5歳齢、オス

【これまでの経過】

2年前から全身に脱毛とフケが出るようになった。

県内の皮膚科専門病院を受診し治療を行うも改善しなかったため、当院を受診されました。

★それでは、こちらから初診時の様子をご覧ください。

身体中の毛が薄くなり、皮膚は赤くなっています。写真ではわかりにくいですが、鱗のようなフケがこびりついています。

【診断のポイント】

皮膚科検査の結果と皮膚の症状の出方から「脂腺炎」と診断しました。

脂腺炎の診断には「皮膚病理検査」が必須となります。実は脂腺炎は症状と犬種からほとんどの場合、診断のあたりをつけることができます。

ですが皮膚病理検査を必須としている理由は、同じような症状を出す皮膚病に皮膚の腫瘍があるからです。見た目と経験則だけで脂腺炎の治療を行い腫瘍であった場合、命に関わりますので必ず皮膚病理検査は行うようにしましょう。

【治療】

脂腺炎の治療は主に、皮脂腺を攻撃する免疫細胞を抑え込むための免疫抑制剤を使用します。

また当院ではフケの出方を調整するためのビタミン剤やオイルも併用していただいています。

治療開始から3ヶ月経過した時の写真がこちらです。


毛が薄くなったことで見えていた赤い皮膚やフケは全く見えなくなりました!ここからは少しずつお薬の量を減らして維持できるところを探していくステージになります。

同じように大型犬のフケで悩まれている飼い主様は、ぜひ当院までご相談ください。

お知らせ

当院では、皮膚病のわんちゃん・猫ちゃんに対して、体の内側と外側からのスキンケアによる体質改善をご提案しています。

 

【体の内側からのスキンケア】

①乳酸菌+オリゴ糖の摂取による腸内環境改善

現在、医学分野でも獣医学分野でも腸内環境の研究が進んでおり、腸内細菌のアンバランスによって様々な病気の原因になりうることがわかってきました。

腸内環境を整えることにより体の免疫バランスが整い、アトピーなどの皮膚トラブルの治療に有効な結果が出ています。

当院がプロデュースした乳酸菌サプリメントはこちらからご購入いただけます。

 

②血管内皮細胞の強化

血管内皮細胞は血管の収縮を助け、血液をよどみなく全身に送るために必要です。この「血管内皮細胞」が衰えてくると、血液の循環が悪くなり栄養や酸素が十分に行き渡らなくなります。当院では、血管内皮細胞の衰え・機能障害を緩和するために抗酸化物質を積極的に摂取することをおすすめしています。

当院がプロデュースした抗酸化サプリメントはこちらからご購入いただけます。

 

【体の外側からのスキンケア】

ペットの皮膚は人間の皮膚と比べて、非常にデリケートです。不適切なシャンプーや不十分な保湿、洗浄のしすぎなどまだまだ正しいスキンケアが浸透していないのが現状です。

当院では、汚れが多い子用のクレンジングからオールインワンのシャンプー、洗浄後に使用できる2種類の保湿剤など自信を持っておすすめできるスキンケアシリーズを開発しています。

当院がプロデュースしたスキンケア製品はこちらからご購入いただけます。

当院では皮膚病治療のセカンドオピニオンをご希望の飼い主様向けに特別診療を実施しています。詳細はこちらのサイトをご覧ください。

 

以下のリンクから直接ご予約をお取りいただくことも可能です。

 

これまで治療した子たちをインスタグラムでも紹介しています!ぜひご覧ください!

 

 

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